128MB / vSwap 256MBサーバーの使い道

128MBのメモリーエリアと聞くと、どこぞの、NASのようなメモリー構成だよね~ というのはさておき、その128MBの最低ラインのサーバーと言うのが、VPSとしては国内には存在しないので、安価にサーバーを立てて自由なサービスを構築しようといった向きには、ありがたい存在なのである。

僕の場合、最初は、このサーバーは、ブログ専用に使おうかと考えていたのだが、むしろそういった使い道よりは、VPSであるメリットを追求したほうが良いことに気がついた。
なんといっても、LAMPPな環境は整えなくてはと、先ずはそんなことをするのだが、WordPressなどのCMSとMySQLを動作させ、やったー、Blogが完成した。安いよねーと喜んでいても、共用サーバーを使ったほうが便利で安価なことも多い。

ここの魅力は、VPSでありながら、安価であること。つまり、IP-Addressの単価が日本とは大きく違っているのだろうと思う。バックボーンもそこそこな感じがするので、悪くない買い物ではある・・と、思う。
あらかたの実験は済んだので、今年の更新はどうしたもんかなと考えたのだが、そんなある日、Web用に使っていた国内の某サーバーが、利用を廃止するとのことで、結局そのサーバーで動作していた主要サービスを分散しなくてはならなくなった。主要なサービスと言えば、DNS,SENDMAIL,IMAPサーバーあたりが思い当たるのだが、廃止される予定のサーバーは、メインメモリー:512MB Swapメモリー:1024MBなKVM仮想サーバーなのだが、この上で、DNS+SENDMAIL IMAP + LAMPPな環境で比較的快適に使えていた。回線スピードは遅い部類だが、通常使用には、問題はない便利で安価なサーバーだったので、少し残念ではある。
世の中には、自宅サーバーで24時間稼働させている方々も少なからず居るが、IP-Addressを2つ用意して運用しているユーザーは珍しい。ご存知のように、DNSは、PrimaryとSecondaryの2つのサーバーが必須になるのだが、なぜ2つ必要なのかと言うと、フェイルオーバー対策以外には、考えられない。もちろん、同じ物理サーバーに2つの名前を付けて、Secondary DNSだよ としても、実質問題はないが、本来の意味合いからは大きく外れてしまうわけで、同様に、同じ物理サーバー上に、2つの仮想マシンを立てて同様なことをしても、あまり意味が無い。

ここは、充分離れた場所に物理的にも別なサーバーを置くことが重要で、例えば、routingの関係で特定ルートが極端に遅い場合などには、大きなメリットがある。某所が提供しているセカンダリーDNSはそういった意味では使い物になるのだが、いずれも似たようなサーバー上に似たような位置に置かれるDNSは、そうは強い構成ではないのであって、VPSサービス1つにセカンダリーDNSが、5ゾーン程度付属するものも見られるが、先の意味から、強いDNSでは無いことになる。

ここは、サーバースペックが非力でも、離れた場所にそこそこのDNSを構築したほうが、有利であることは間違いない。そんなわけで、負荷の重いApache+MySQLな構成を他のVPSへ集約し、ここのサーバーは、DNS+SENDMAIL + IMAPサーバーに徹してもらうことに決めた。
DNSサーバーもそうは負荷が少ないわけではないが、128MBシステムでも充分動作する範囲なので、少し疑問は有ったのだが、DNS Slaveサーバーとして稼働してもらうことにした。

そんなわけで、Webサーバー以外の機能を残し、必要最低限の有意義なサーバーへと利用形態を変更してみたわけである。中途半端は良くないが、LAMPPな環境は、走行させないだけで残してあるので、適宜、実験用に使うことも可能である。
たぶん、このサーバーで一番重い操作は、yum updateあたりだろう。

参考までに現在のサーバー負荷のスクリーンショットを載せておこうと思う。2014-05-08_034339
ご覧のとおり、充分すぎる結果となった。
これならば、無理もなく、有意義で安価なサーバーといえるのではないだろうか。
DNSの維持管理は、コストが掛かるというのが一般的なのだが、このような使い道を考えれば、そう、維持費に困ることもないように思う。単機能サーバーを複数構成したほうが、小回りが聞くような気もする。

やはり惜しまれるのは、国内で、このような構成のサーバーが皆無であることで、むしろ、VPSを借りたらオールインワンサーバーにしなくてはならないということも無いので、用途と相談して、使い道を考えられるよう、国内でも、その選択肢を広げられたら、ありがたいのだが。。

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